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フリガナつき裁判解説書

留学生が混じった教室で教えていると、日本語能力の格差に困ることがある。
もちろん留学生の日本語力が足りないことがほとんどだが、たまに日本人学生の日本語力にも驚愕することもある。

ともかく法律の教科書は、字ばっかりで、日本語が読めないともうアウトである。
それをやさしく解説するのがこっちの仕事なんだが、かといって日本語読解のレベルまでペースを落とすと、授業が進まない。

ま、そのような状態であるので、留学生に法律の授業はちょっとかわいそうなのである。

おまけに、日本の歴史を知らないから、明治維新の話が通じない。
日本の憲法のなりたちはぁ、明治時代にぃ、とかお話しするともうちんぷんかんぷんなんである。
これは、日本人学生も・・・・かな・・・。

そういうわけで、留学生に読ませる日本の歴史の本とか、法律の本はないのかなあと、かねてより探していたのだが、これがなかなかいいのがない。

日本の歴史や法制度を英語にしたものは多くあるが、アジアからうちの大学にくる学生は、英語は無理。なら韓国語や中国語にしたものはというと、ないではないが、両方の言語に同じように訳してあるのはみあたらない。中国の学生にだけわかりやすい資料を渡したりするのもはばかられるので、これも難しい。
やはり簡易な日本語で書いたものを読ませるしかないかと思っていたところだが、本屋で児童書売り場を歩いていたら、こんな本を見つけた。

小学生向けの裁判の解説書なのだが、かなり詳しい解説で、おまけにすべての漢字にふりがなが振ってある。これなら留学生でも読めるし、日本語の練習にもなるだろう。
発行されて間もないので、裁判員に関する解説など、中身も新鮮である。

ほかにもないかと探してみると。

というのもあった。大学生にも読ませたい。

そうか、最近の小学生は、図書室でこんな本を読んでいるのか。児童書売り場は盲点だった。

図書室に収蔵するのを前提としているようで、本の造りがやたらと丈夫なのはいいが、値段が4000円以上するのが難点である。

自分で書いて学生に配ればいいんだけどね・・・・。

ちなみに、中国語と対訳になっている日本の社会制度についての参考図書は、以下の二冊が記述も詳細である。

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