クリックしたらこうなった
悪質商法ルポライター 多田文明さんの「こうなった」シリーズ最新作
今回は迷惑メールを起点とした各種悪質商法の追跡です。
チャット、SNSなど、新手の悪質商法のレポートです。
多少の脚色はしてあるとおもいますが、いつものように、しらばっくれてあえて罠にかかる様子が、多少冗長なやりとりの部分も、ある程度そのまま記述されているのが、逆にリアリティーを感じさせます。
最終章の「消費者センターの現状」に記述された内容ついては、法曹界・行政も真摯に受け止めねばならないでしょう。
悪質商法ルポライター 多田文明さんの「こうなった」シリーズ最新作
今回は迷惑メールを起点とした各種悪質商法の追跡です。
チャット、SNSなど、新手の悪質商法のレポートです。
多少の脚色はしてあるとおもいますが、いつものように、しらばっくれてあえて罠にかかる様子が、多少冗長なやりとりの部分も、ある程度そのまま記述されているのが、逆にリアリティーを感じさせます。
最終章の「消費者センターの現状」に記述された内容ついては、法曹界・行政も真摯に受け止めねばならないでしょう。
留学生が混じった教室で教えていると、日本語能力の格差に困ることがある。
もちろん留学生の日本語力が足りないことがほとんどだが、たまに日本人学生の日本語力にも驚愕することもある。
ともかく法律の教科書は、字ばっかりで、日本語が読めないともうアウトである。
それをやさしく解説するのがこっちの仕事なんだが、かといって日本語読解のレベルまでペースを落とすと、授業が進まない。
ま、そのような状態であるので、留学生に法律の授業はちょっとかわいそうなのである。
おまけに、日本の歴史を知らないから、明治維新の話が通じない。
日本の憲法のなりたちはぁ、明治時代にぃ、とかお話しするともうちんぷんかんぷんなんである。
これは、日本人学生も・・・・かな・・・。
そういうわけで、留学生に読ませる日本の歴史の本とか、法律の本はないのかなあと、かねてより探していたのだが、これがなかなかいいのがない。
日本の歴史や法制度を英語にしたものは多くあるが、アジアからうちの大学にくる学生は、英語は無理。なら韓国語や中国語にしたものはというと、ないではないが、両方の言語に同じように訳してあるのはみあたらない。中国の学生にだけわかりやすい資料を渡したりするのもはばかられるので、これも難しい。
やはり簡易な日本語で書いたものを読ませるしかないかと思っていたところだが、本屋で児童書売り場を歩いていたら、こんな本を見つけた。
小学生向けの裁判の解説書なのだが、かなり詳しい解説で、おまけにすべての漢字にふりがなが振ってある。これなら留学生でも読めるし、日本語の練習にもなるだろう。
発行されて間もないので、裁判員に関する解説など、中身も新鮮である。
ほかにもないかと探してみると。
というのもあった。大学生にも読ませたい。
そうか、最近の小学生は、図書室でこんな本を読んでいるのか。児童書売り場は盲点だった。
図書室に収蔵するのを前提としているようで、本の造りがやたらと丈夫なのはいいが、値段が4000円以上するのが難点である。
自分で書いて学生に配ればいいんだけどね・・・・。
ちなみに、中国語と対訳になっている日本の社会制度についての参考図書は、以下の二冊が記述も詳細である。
国民生活センター監修による、悪質商法の解説書。
一般向けの記述で、悪質商法に関する格好の入門書といえそうだ。
「くらしの豆知識」などをもとに、ライターが再構成したのだろうか、大変に読みやすい。
もっとも、悪質商法に関してはエグイ書籍がたくさんあるなかでは、書籍名ほどインパクトのある内容ではない。
執筆者が明記されていないのが残念。索引がないのも残念
東京ブックナビ
かつて「東京BOOK MAP」という書店ガイドがあって、創刊当時としては画期的なコンセプトで重宝していた。しかしネット時代でほんの買い方が大きく変わったといわれてからしばらくした2005年だったかに廃刊した。今見返してみると最終版の「ネット時代に対応!」というキャッチコピーがどうにもむなしい。
その頃「ブックナビ東京」という書籍も発売されたが、これもたしか2005年版だけで終わってしまった。
いま、書店がどこにあるかという情報だけなら、ネットをみた方が確実だ。だから無機質な書店ガイドというのは、役割をおえたのだろう。
やはり無理なんだろうか。このような書籍を執筆するには書店に対するよほどの思いれがないと続かないし、さりとて思い入れが強すぎれば書店に対する評価が偏ってしまう。本好きを通り越して書店好きを標榜するような人間はどのみち偏った人間に違いないから、客観的なデータ集的なガイド本なんか書けるわけがないのかもしれない。
それならいっそ偏見にみちた思いいれたっぷりの書店ガイドでなければだめだろうとおもっていた。
ブックカフェが流行ったこともあって、趣味性の高いガイド本はムック形式でいくつか発売されたが、かつてのガイド本のような網羅性なかったのが残念だった。
しかし、先日新宿紀ノ国屋でレジに並んでいたら、レジ横に「ブックナビ」が積まれているのを発見して、とりあえず即買い。クリーム色の表紙だったので、派手な緑色だった「ブックナビ東京」が衣替えした新版かと思ったが、家に帰ってよくみてみると「東京ブックナビ」であってまったくの別物だった。
新刊書店と古書店と図書館についての基本的なデータだけでなく、いくつかの書店については詳しい説明がふされているが、これがまた執筆者のおもいいれたっぷりの文章だからおもしろい。
そして主だった書店街のおすすめ喫茶店のガイドまで掲載されている。「書店巡りの後は喫茶店で戦利品を確認」という本好きの本能に沿った構成になっている。
ただ、強い思い入れが仇になったか、掲載されていない書店が多いのが気になる。現に存在している書店は最低限のデータとともに盛り込んでほしかった。
たとえば、渋谷駅ハチ公口前のセンター街入り口横の「大盛堂書店」は完全無視である、往年の大盛堂書店本店とは比べものにならない規模とはいえ、それはあんまりだ。
それから、成城大学正門間前の専門書店、「成城堂書店」も掲載なし。郊外の小さな書店とはいえ、成城学園駅ビル内の三省堂成城支店を地図付きで載せたのならついでにこちらものせてほしかった。
もう少しレアだと、代々木駅から明治神宮へ歩いていった突き当たりにある神道関係専門書店「BOOKS鎮守の杜」、これが載ってなくても困る人は少ないだろうが、せっかくマニア向けの書籍なのだから、こういうレアな書店こそ発掘してガイドしてほしいものである。
法律関係でいうなら、東京地裁地下の「至誠堂書店」も、お隣の弁護士会館地下の「弁護士会館ブックセンター 」も不掲載、これはまあ、たぶん人文系であろう執筆者の方には要求するのが無理かもしれないが、法律関係者としてはまことに残念。
それから全350ページの書籍の真ん中あたりに、実に14ページを割いて康芳夫という人のインタビュー記事が掲載されているのだが、業界では有名人かもしれないが、普通ならこれ誰?という感じである。なんか違和感。まあそのくらい偏った構成ということで、ここはポジティブに受け流すことにする。
とはいえ、待ちに待った書店ガイド最新版である。現在は類書がない以上、本好き、書店好きの人間なら即買い必携、ということで。
「ついていったらこうなった」
多田文明著
街で声をかけてくるアンケートや手相占いの言うがまま、ついていったらどうなったのかを報告するユニークなルポ。多くは悪質商法のキャッチセールスだという。恐ろしや。
私も経験がある。学生時代、家でヒマしていたらキャッチセールの電話がかかってきて、女性だったのでヒマつぶしに話を聞いた。一時間くらい。
都内のレストランや全国のリゾート施設が何割引かで使える会員制クラブの勧誘だった。
アポインターのお姉さんが必死なので、わざわざ渋谷の事務所まで説明を聞きに行った。
クラブ会員権150万円を5年ローンで購入すると、月々なんとたったの3万円の支払いでエグゼプティブな割引生活が待っているという。あなた月に3万円くらい飲み代で使っているでしょ、とのこと。
でもその3万円には飲み代が入ってないんですけど。3割引で元取るには月に10万円以上飲食しないといけないんですけど。5年間で600万円も外食したくないんですけど。
というわけで、はい、さようなら。声がかわいかったお姉さん。
ああ、もしあのお姉さんが美人だったら私は契約していたのだろうか?
世の中には「デート商法」っていうのもあるから気をつけようね。
しかし、学生相手に5年150万のローンが通るのか?
いやはや、バブルでしたな。
悪質商法でないアンケートもある。
渋谷東口ビックカメラの前とか、新宿東口で、六十代くらいのおばさんが、クリアファイルを手に街ゆく人に「アンケートなんですがー」と声をかけている。
あれは、新商品とかの市場調査をしているらしく、私も何度も協力した。
近くのビルの会議室に連れて行かれ、発売前のお菓子を食べさせられたり、パッケージやCМを何種類か見せられて、感想をアンケート用紙に書いたり、所要時間30分くらい。新製品のガムやポテチなどはうれしかったが、新発明の洗濯物干しハンガーだったりするとガッカリである。
私はよく利用させてもらった、だって謝礼に図書券2000円とか、現金1000円くれるんだもん。時給にして考えると高額バイトである。
だから声がかからないかなあと、そのおばさんの前を行ったり来たり。いまアンケート終わったばかりで、別のおばさんに声をかけられたからまた行ったら、「あなたさっき来たでしょ」とかパレたり。
あ、クリアファイルのおばさんアンケートがみんな安全とは限りませんからね、やってみるなら自己責任でお願いします。謝礼の金額もマチマチですからね、念のため。
同一著者に類書で
などがあり、ほかにも
などの興味深い著作がある。
すごい裁判官・検察官ベスト30
―東京地裁で3000回傍聴している私が選ぶ
傍聴官 かなざわ いっせい (著)
丸善丸の内法律書売り場で発見、とりあえず購入。
最近は裁判傍聴ものがはやってますね。
本書は・・・うーむ。
書名から裁判官のランキングを想像したものの、裁判官の名前は一切出てこない。傍聴の報告も想像と妄想が多くて、どこまで本当の傍聴の報告なのかはちょっと怪しい感じ。
かといって裁判をおもしろおかしく報告してるかというと、あと一歩という感じ。
スポーツ新聞のコラムレベルなら、こんなもんでしょうか。裁判を傍聴したいという人が少しでも増えるといいですね。
刑事裁判と民事裁判がランダムに並んでいたり、何の裁判を傍聴した報告なのかがいまいち不明確だったりと、ちょっと不親切な作りで裁判を知らない素人には読みづらいんじゃないかと思いますすが、まあ別に初学者向けの教科書じゃないし、もちろん法律家に読ませる本でもないし。
つまりは裁判法の知識もないし裁判に縁もないけど興味はあるというかなりニッチな層向けの書籍ということですかな。
なら法律書売り場においといても売れませんね。
この本はペーパーバックで定価を500円にして全国のコンビニにおくべきです。きっと売れると思います。
裁判官のランキングなら、
裁判官Who’s Who
池添徳明+『裁判官Who’s Who』刊行委員会
こちらのほうがいいですね。
こちらは実名&似顔絵(司法大観の顔写真のパクリイラスト)付き。
新版でないかなあ。
最近、裁判傍聴ものが立て続けに出ているので、いよいよふざけたのが出たかと思って読んでみましたが、とりたてて爆笑するような裁判官のお言葉はほとんど掲載されていません。
それよりも、判決雑誌では収録しえない説諭で顕わになる裁判官の人となりが良くわかり、法律用語の使いまわしなど、著者の筆致にも誠実さがでていて、良書。
しかし、この書名はなんなんでしょう、売らんかな主義の編集者が無理やりつけたのかとおもいましたが、あとがきによれば、編集者からも「ふざけちゃだめ」といわれいたようで。
とすると出版社の営業部長か社長が勝手に書名を変更したのかもしれないですね。幻冬舎だもんな。
この書名じゃ大学で参考書に指定しづらいですな。著者も納得してないんじゃないか?
まあ、マーケティング的には成功しているかもしれませんけどね。
これからホームページをつくる研究者のために
ウェブから学術情報を発信する実践ガイド ACADEMIC RESOURCE GUIDE
岡本真著
築地書館
画期的で、かつ力作です。
たしかに、ブログをやってる研究者は急増したけれども、ウェブで食べ応えのある内容を公表している人はいまだすくないですね。匿名も多いし。
ところでこのあたしのブログページは匿名なんだろうか実名なんだろうか、たまに悩む。
ぽっぽらかしてあるホームページもそろそろ手をつけなきゃなあ・・・。と反省させられた一冊。
情報が新鮮すぎて、ウェブガイド的な部分は2年もすると陳腐化しちゃうんだろうなぁ、と、少し残念。
サポートブログもあるようですが。
研究者のみなさん! ミクシばっかりやってないで、「ホームページ」つくりましょうよ。
トリノといえば、このヒゲのおじさんの顔が映った布が名物だと思うんですが、あんまり話題になりませんね。オリンピックと関係ないからかなあ。
ま、どうせ偽物ですしね。
ということで、つい読んでしまったんですが。
聖骸布血盟
フリア・ナバロ著
ランダムハウス講談社
いまいちでしたぁ、残念。
ダビンチコード映画版を前にして、類書がもう、古いのから最近のものまで、いろいろ出てますね。当たりは少ない。
ライブドア騒ぎで、ライブドアブログのユーザーは皆さん引越しを考えているようですね。でもブログって、引越しできないですね。ココログもテキストやコメントはエクスポートできても、画像データが取り出せない。
法律書を紹介するサブのブログをやってたんですが、ニフティココログがあまりに低機能で高価だと気がついたので、撤退して、こちらだけにしました。引越しが面倒なので過去のことは忘れますか。
では、再開第一弾ですが。
「やさしい行政書士用語集」「やさしいキャバクラ用語集」付き、だそうです。ああそうですか。勉強になりそうです。昨年「行政書士の花道」ってのが増刷する売れ行きだったんで、類書・・・なんでしょうか・・・・、今後の類書の方向性が危惧されますな。
ニフティのココログの契約レベルを変更したら、ブログを三つまで作れるようになった。
せっかくだし、最近こっちのブログは法律の話題が滞っているので、(ウィスキーのブログかといわれている)法律書に関するブログをつくってみた。
毎日更新を目指すが、いつまで続くことやら・・・
自分でもあまり期待していない。
書籍通信販売の大手に「アマゾン」という会社があって、インターネットでこのページを見ている人なら、知らない人はあまりいないとおもう。この会社のホームページをみていたら「アソシエイト」という制度があったので、申し込んでみた。
要はアマゾンのバナーを自分のサイトに置いて、そのリンク経由で何か商品が売れたらマージンをくださるというビジネスだ。それ自体は目新しくもないし、僕も以前自分のサイトにバナー広告が入るように仕込んでみたりしたことがある。
しかしまあ、何らかのマージンを受け取った記憶はないので、個人の地味なページでは単に見苦しくなってしまっただけだった。アマゾンのアソシエイトも、金銭的にはほとんど意味がないだろうなとおもう。
でもなぜこのシステムに乗ろうと思ったかというと、単なるバナーではなくて、書籍の検索機能がついたバナーだったからだ。やるな、アマゾン。
ウェブで調べ物をしていて、キーワードが判明し、紙の書籍もほしくなったとき、アマゾンのサイトなどで検索しなおすのは結構面倒くさいし、購入までの手続きも結構長い。僕のサイトのページの横に関連する書籍を通信販売するリンクがあれば、便利だと思う人もいるかもしれない。だからそのうち時間のあるときに、アマゾンのバナー広告をサイトのそこここに貼り付けようとおもう。
ただし、その「アソシエイト」になれるかどうかはアマゾンの審査次第。さっき申し込んだばかりだから、このブログの記述をアマゾンの担当者も見ているに違いない。
そんな審査中の身分でいうのもなんだが、私はアマゾンを使わない。通信販売で書籍を買うときはいつもヤフーの「イーエスブックス」を利用している。アマゾンのサイトでほしい本を発見しても、わざわざイーエスブックのサイトで検索しなおして購入している。なぜか。イーエスブックスには「セブンイレブン店頭での代金引換販売」があるからだ。書籍を注文して、この店頭代引を選択すると、書籍の価格にかかわらず、送料が無料になる(もちろんこっちが指定したセブンイレブンまでは行かなきゃ)。おまけに、注文にあたってクレジット番号の入力が必要ないのだ。
一方のアマゾンではどのような受け取り方にせよ、クレジットカードの番号を入力する羽目になる(と思う)。これは痛い。まず、なんか危なそうな気がする。私はネットのセキュリティを信じてないからできるだけそんなことはやりたくない。今まで結局アマゾンで本を買ったのは洋書のときくらいで、アメリカとドイツのアマゾンを使ったことがあるだけ。日本のアマゾンで本を買った記憶はない。多分今後も買わない。
大学で学生に無理やり本を買わせたことがあった。学期の途中でようやく教科書が確定したのだ。本屋で買ってこいといってもおそらく怠る学生がいるに違いないので、そのときは急遽全員で大学のパソコンルームに移動して全員にイーエスブックスのサイトから購入させた。なにしろほとんどの学生はクレジットカードなんて持ってない。だから大学の近くのセブンイレブンで受け取るように指定して、結局は同じ本を何十冊か注文したことになる。
このシステムは素敵だなあ、何しろ余計なコストがかからない。アマゾンにも見習ってほしいところ。
「送料は無料にするけど代引き手数料は二百五十円」なんて、貧乏人には痛すぎる。
アマゾンの担当者は、この文章をみて、アソシエイトの申請は蹴るんだろうな。
その経過はまたそのうちご報告しましょう。
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